介護施設で働いた体験談

 

ナースフル看護師として就職してからしばらくは、急性期病棟にて勤務しておりました。そのおかげといっては何ですが、肺炎、狭心症、癌、胃潰瘍と幅広い病気の患者さんを看護し、病気に対する理解を深めることができました。

 

 

意思疎通のできない高齢者の方もみえましたが、大体が意識のしっかりとした日常動作も自立した患者さんが多かったです。そのため、看護も患者さんと直接会話をして、方針を決めるといった感じでした。

 

 

数年間務めた後、併設されている介護施設に異動になりました。

 

 

こちらは、介護度5レベルの意思疎通が困難で寝たきり状態の方がほとんどでした。そのため、急性期の患者さんのように点滴をしたり、頻繁にレントゲンを撮ったりといった検査をするということがありません。

 

 

血圧測定、褥瘡対策、投薬などの基本的なことを行い、わりとゆったりと過ごしていました。そんな中で一番大変だと思ったのが、介護をされているご家族のケアでした。

 

 

介護施設もずっと同じ場所にいられるわけではないので、新たな受け入れ先を探さなければなりません。介護されているご家族も高齢の場合は、自宅介護は難しくなってきます。かといって、介護施設も満員なところがほとんどなので、簡単には見つからないこともあります。

 

 

介護施設では、終わりの見えない介護に不安になられているご家族に寄り添う難しさを感じました。