看護師を目指す方へ知っていて欲しいこと〜ご家族との対応〜

 

看護師を目指す方へ 

 

看護師としてご家族との関わりは特に大切であり、その中でも言葉選びは大切です。

 

以前のことですが、「安易に不安をあおるような発言もせず、かといって大いに期待させるようなことも言ってはいけない。だから難しい…」そう言った看護師がいました。

 

病態が重傷化し、人工呼吸器を装着している状況の患者の家族を診ていた時でした。

 

その患者は、今後状態がよくなり人工呼吸器を外せることができたとして、自宅に退院できたとしても何かしらの障害は今後あるだろう。

 

そういう患者でした。また1歳にも満たない患者。ご両親が受け止めるにはあまりにも重すぎる現状。

 

そんな時、あなたならどう声をかけますか?

 

 

「大丈夫ですよ!」ですか?

 

「治りますよ!」でしょうか?

 

はたまた

 

「一緒に頑張りましょう!」などと勇気づけますか?

 

 

もし自分の子供が重傷な状況で看護師にそんなことを言われた場合、私はこう思います。

 

何が大丈夫なのだろうか。なんで治るって断言できるのだろうか。もう十分自分の子供も病気と闘って頑張っているし、私だって頑張っている。これ以上何を頑張ればいいのか。

 

私がひねくれているのでしょうか?多分切羽詰っているとき、もう十分頑張っているときこういわれたら逆につらく感じる方もいるのではないでしょうか。

 

上記の言葉が支えになる場合もあります。病状が毅然傾向であと少しの努力でどうにかなりそうなとき。そういったときなら励ます言葉としては適切なのかもしれません。だから言葉って本当に難しいのです。

 

その発する状況によっては、それがご両親の励みになることもあれば、残酷に突き刺さることだってできるのです。

 

 

これから看護師を目指す方々、言葉は大切にして下さい。

 

そして安易に励ます言葉は投げかけないでください。

 

そして安易に不安を煽る言葉は避けてください。

 

 

医師に聞けないこと、話しにくいこと、すべて看護師に聞いてくるご家族が本当に多いです。今どんな状況で、家族の心情はどうなのか考えて言葉を選んでください。

 

看護師は患者本人の療養上のお世話だけではありません。そういうご家族も含めたメンタル面も支えられる素敵な看護師を目指してください。